学長就任のご挨拶

420年の豊かな伝統を充実した未来に繋げる駒澤大学

駒澤大学は、1万6千人の学生が、7つの学部と8つの大学院研究科で学ぶ総合大学です。1882(明治15)年に、麻布北日ケ窪(いまの六本木ヒルズ辺り)に近代的な大学として...

TOPICS(講演・学会報告など)

ラジオ番組出演■飛躍する駒澤大学のこれからを語る

ラジオ番組『こんにちは!鶴蒔靖夫です』出演。音声あり

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禅宗の日本への伝播とその日本的展開■禅宗の日本への伝播とその日本的展開

於 北京大学 歴史学部

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RESEARCH(最新の研究)

廣瀬良弘編著『禅と地域社会』廣瀬良弘編著『禅と地域社会』(吉川弘文館、2009年2月刊行予定)

 

禅宗史研究を概観すると、多くの分野で研究の進展がみられ、興味ある論考も多く見られた。

とくに、五山制度・官寺制度、初期禅宗史、禅宗と対外交流、禅宗の地方展開、禅籍抄物・切紙・相伝書の研究等における進展には著しいものがある。このような研究状況の中で、本書では、能忍問題を含めた初期禅宗史、禅宗の地方展開、禅籍抄物・切紙・相伝書の研究の分野を深めることにした。

そこで、「禅宗の展開と地域社会」を中心テーマとして研究を進めた。それは、前三者の分野を包括しうるものであり、相互の関連性を考えさせるものであり、研究を相互に深め合うという効果が期待できたからである。

さらに、地域社会の中での諸宗教の展開とそれと禅宗との関連を考えていくことにした。そして、本書は『禅と地域社会』を書名とした。全体は四章からなる。

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